2010/01/31 Sun トーゴ代表に処分

『CAF､大会棄権のトーゴ代表に処分』

この記事について今回は書こうかなーと思います。
あ！これはあくまで個人的な意見ですよ。ここのブログを読まれている方がどう思われるかは正直わかりません。

CAF(アフリカサッカー協会)の声明は以下の通り。

「選手たちは公に大会参加の意志を示していた。しかしトーゴ政府は、代表チームを引き上げさせている」
「政府の決定は、CAFおよびアフリカ・ネーションズカップのレギュレーションに反するものだ。したがって、この先2回のアフリカ・ネーションズカップにトーゴ代表は出場できない。そして、トーゴサッカー連盟には、5万ドルの罰金を科す」

えっと論点はこのトーゴ政府の判断がまずいかどうか?というものになると思うのですが、個人的にはやはりそうせざるを得ない(帰国命令を出す)状況だったんじゃないかなーと。そしてCAFの処分はあまりにも勝手・・・だと。そもそもCAF自体は以前から胡散臭いところがあるとどこかで書いていたような気がします。うーんどこだったかは思い出せませんが確かWSDだったかな?協会の中枢部はグレーな部分が今もあり、アフリカネーションズカップ開催国も何故か情勢不安なところを選んでいるとかいないとか・・・。今回の開催国アンゴラも前例に漏れず国内情勢はよろしくない・・・

で、そんな状況下で起こった悲劇(チーム関係者が2名死亡)。

なんかトーゴ代表は可哀想だなーと。
彼らは少なくとも試合に出ようとした・・・武装集団の武力に屈しないという強い気持ちはあったと思います。だからこそ、まずは日程変更を求め、それがかなわないと判断されたときに出場を・・・。
でも政府はそれにGOサインを出さなかった・・・というか出せなかったのかな?と。

というかこれがもしW杯での出来事で仮に襲撃されたのでが日本代表だったらどう政府は判断するのか?いや別に日本じゃなくてもいいんですが例えばイングランドやスペイン、イタリア代表あたりが襲撃され選手に死傷者でたら各々の政府はどうするのか?またFIFAはどう処分を下すのか?物凄く気になったりします。

だって(襲われる)可能性は過去の開催国に比べ低くないんですから・・・。
えっと確かに政治がスポーツに介入することは良くないと分かっています(←これは建前になりますよ・・・あくまでそういう前提は大事ということです)。

が、そういう前提云々語る前に命は大事だろう・・・と。
なんかそう思ったりするんですよね・・・。

＜おまけ＞
CAFさん・・・罰金5万ドル罰金でよこせというなら500万ドルほどつつんで見舞金として出してあげなさい・・・いや真剣に。