2009/12/20 Sun 2009年バルサ六冠達成!!。

Estudiantes　1-2 Barcelona

バルサの子供達(カンテラ出身者)は本当によく働く・・・この感覚は昨シーズンのチェルシー戦で決めたイニエスタのゴラッソ以来かも・・・。とにかくこの試合に限っていえばメッシを褒めるよりもペドロを褒めるべきですね。確かに試合の勝敗を決めたのは延長110分に決めたメッシの得点(気持ちの入ったゴラッソというのは分かりますが)ですが、後半89分に決めたペドロのゴールはそれ以上に冷静なゴラッソでした。いや本当にペドロに晩飯おごってあげたい気分です・・・♪

さてこの試合の内容に関して。
勝ったからいえることですが非常にエストゥディアンテスの守備は堅強でまた緻密な計算に基づき組織されていたと思います。

まず試合中に実況で何度かいっていたと思いますが中盤の枚数を増やしバルサが中盤で繰り広げるポゼッションサッカーを完全に潰していました。確かにデータとして出てくるポゼッション率はかなりの差があったのですが、あれは持たされていたといったほうがいいのでしょうか。もしここでボールキープと前への推進力のあるイニエスタがいれば話は変わってくるのですが、この試合はS.ケイタ。飛び出しは期待できる選手ですが、やはり中盤で試合を作れる(展開することの出来る)選手ではありませんから後手にまわってしまったと思われます。

次に前線からのプレスも効果的だったように思います。
これは先に書いた中盤とも関係するのですがバルサは中盤で流れが悪くなるといったん最後尾(セントラル)に戻しそこからサイドに開いたラテラル、もしくは再度中盤に展開するのですが、この試合では1TOPのM.ボセッリと状況に応じ中盤の一人が踏ん張って前でプレスをかけていました。なので最後尾からのフィード&パスは中途半端になり結局また同じことの繰り返し・・・という感じ。で結局は意味のない球出しに・・・汗(正直これは見るに耐えないプレーです)。

そうそう前線のプレーも正直なところ及第点あげるのは難しいかも・・・と。
メッシは足が止まっている時間帯が非常に多く、パス交換で中央に入ってもこれといったプレーは皆無。時折見せるドリブルも局面を打破するものではありませんでした。あとアンリ・・・汗。どう表現したらいいのか?非常に悩むところです。うーんうーん。

「ん?この試合勝ったにもかかわらずいいところが・・・汗」
良かったところ・・・。
ペップ監督の采配。これは見事というしかありません。ま、これは結果論になっちゃうのでもしかしたら見方は変わってくるかもしれませんが・・・。

んーあと・・・やはりペドロですか。もう彼しか思い浮かびません。
いや本当は色々いいところもあった(ペドロが後半アタック出来たのも前半のアンリあってのものですしね)のですがちょい厳しい採点を。それほど結果とは別に内容が伴っていなかったということで。

あ！でも、そうは言っても純粋に喜んでいますよ。
とりあえず2009年は獲得できるすべての公式タイトルをGETしましたし、そもそも1年間で応援するクラブが6冠なんてのは一生で一度見れるかどうかの出来事だと思っていますので・・・ペコリ。

そして最後に。
ペップ監督号泣
ちなみにこの動画はクラブの歴史に名を残した(カンテラ出身の)監督の素直な感情。
思わずこっちももらい泣きしました・・・。

「ありがとうペップ!!」

そして・・・

「おめでとうペップ!!」

＜おまけ＞
なぜ優勝セレモニー放送しないの?深夜枠なのに・・・。