2008/03/27 Thu vsバーレーン戦･･･。

松木氏の「ハンドだろ！ハンドだろー！」という実況が無情にも響いたわけですが確かに微妙･･･。トラップは胸で受けたような気はしましたがその後のボール処理が腕に当たっていたような気もします。まあ、マラドーナやメッシの"神の手ゴール"に比べれば全く比べ物にならないほどのレベルですが･･･汗。

●Ｗ杯アジア3次予選
バーレーン 1-0 日本
[得点]
バ：Ａ・フバイル（後半32分）

冗談はさておき、掲示板のスレで思わず書いてしまった"監督の更迭"。少しばかり感情的になってしまった感もありますがオシム前監督の財産を一気に使い果たしてしまったかのような選出&采配。これは先に行われた東アジア杯から前兆があったわけですが、とにかくボールの展開力がまだまだ稚拙だということ。今回の試合でいうとパサーは主に中村憲（前半）や遠藤（後半）がその役割を担っているんだと思いますが、ここが気になります。

「難しい選択を敢えてしている」
･･･みたいに感じます。オシム前監督の時は相手がどんなにプレス仕掛けてきても中盤の段階では今以上にゆったりしていてアタッキングサードまではそれなりに進入出来ていたと思います。まあココから先の決定力みたいなものは前監督時代も課題になっていたわけですが、このあたりの課題というのは今に始まったわけではなく、それこそ昔からの課題であり永遠のテーマでしたからすぐに解決するわけではありませんから･･･。

「狭いところで数的優位を作り相手をひきつけ、その後のビックチャンスを狙う」
･･･これは東アジア杯後、インタビューを受けた遠藤のコメントを引用したものいですが、これが岡田監督が望んでいる事（＝目指している事）なら今後も怖いなあ～と感じる部分であり、先に書いた「難しい選択」と感じる部分です。確かに他のアジア諸国に比べればボールスキル（ボール捌き）は同等以上にあるんでしょうが、それ以上に相手選手のプレスが上回っているならこの考えは逆効果。例えば（好調時の）バルサのように選手間が綺麗でコンパクトなスリーラインが保たれ、また相手選手よりも格段のボールスキルがあれば話は別ですが、日本代表はそうではないですからね･･･。というか日本代表の場合は選手間の間隔が物凄く悪く感じる・・・近すぎると思います。（というか最近のバルサも悪い事が多いですから･･･泣）

もう少しサイドを使うような動きをすること、また実際にはそうしなくても相手にそう思わせる動きをしなくてはどうも行き詰まった停滞感の連続ばかりが繰り返されるような気がしてなりません。また「難しい選択」が有効な攻め手になりませんから･･･。ただ単に相手の"間"を狙うのではなく・・・う～ん今のローマみたいな感じと言えば良いんでしょうか？（かなり難しい注文ですが･･･汗）うまくサイドも使うぞーという"引き出し"（パターン）も見せつつ中央を狙っていく・・・みたいにしなければ、やはり不安は拭えません･･･。流れるような飛び出しもみれないでしょうしね･･･。とにかくここ数試合は何をどうしたいのかさえ分からないですからね･･･。ボールをゴールしたいのは分かりますが、ゴールをどう決めたいのかは・・・観ていて全く分かりませんから･･･。

この試合が終わりこれから代表のガチンコの試合は6月？までないかもしれませんが、怪我で出場できなかった高原（怪我で離脱）、トゥーリオ（怪我未召集）、はたまた合流するであろう海外組（俊輔、稲本、松井）などなど今回のバーレーン戦以上に（机上では）戦力値をUp出来る選手がいることは事実。岡田監督がこのまま続投（協会が動く事はないでしょうが･･･汗）なら今後どうするか素人ながら見守っていきたいと思います･･･。

＜おまけ＞
山岸・・・の意味が（ど素人の）私にはどうしても理解できませんでした･･･。他に選手いなかったんでしょうかねぇ･･･。駒野不足・・・いや駒不足でしょうか･･･汗汗。