2006/06/12 Mon サンチェス…。

メキシコ－イラン戦…。
試合終了のホイッスルが鳴ると、メキシコ選手が涙する自陣のGKサンチェスに駆け寄り一緒に涙する…。

彼(サンチェス)は父の死去の為にメキシコに舞い戻り、そして父親の葬儀に出席した後、背番号１番のユニフォームを着てイランとの戦いに臨むと意思表明をした。現地金曜日、故郷のメキシコをプライベート機で朝5時に飛び立ち、そしてW杯初戦のピッチに立ちました…。監督は最終的な判断は彼に任せると言ったそうですが、彼はその監督の言葉に「yes」で答えました…。

もしかしたらBlog閲覧者の中にもいるかもしれませんが、私はここ５年以内に父を亡くしています…。

ちなみに、私が父の死去を聞いたのは電車の中でした…。
私はその当時、普通のサラリーマンをしていましたが弟より電話が会社にあり、「親父もうあかんわ！もう帰って来い!!」…。心を落ち着かせ(ある程度その時は覚悟していましたが)机にあるものを片付け駅に向かいました。そしてのった電車の中で着信が鳴り、訃報の知らせを聞きました。

やはり身内を亡くすという事は物凄く悲しいし、その後も落ち込んでしまします。こんなごく普通の生活をし、信仰心がそんなにない私でもそうなるんですから…。そんな感情の中、サンチェスはW杯の初戦という大舞台に戻ってきて堂々としたセービングで勝利しました…。
いやー本当におめでとうと言いたいです!!そしてきっとお父さんも「サンチェス、オメデトー!!」と言っていると思いますよ…。