2007/12/10 Mon CWC･･･。

昨日、リアルサッカー掲示板で私は･･･
「分かっていたことですが、やはり世界レベルの大会じゃない…汗。」
と書き込みをしたのですが、これに関して、少しばかりばかりご意見を頂きました･･･。

ですから、今回はCWCに関して書きたいと思います･･･。
2005年よりFIFAのマーケティング的な要因から名称変更された「FIFAクラブワールドカップ」･･･。（それ以前の名称はインターコンチネンタルカップ＝TOYOTAカップであり1年限りで終わったクラブ世界選手権･･･）ですがとにかく問題点が多すぎます･･･。逆にいえばそれら多くのマイナス要因が（私にとって）「世界レベル大会ではない」思わせるのかもしれません･･･。

まず、私が感じるのは試合内容（＝レベル）が明らかに他の大会に比べ低いということ･･･。ここでいう基準･･･私の場合は欧州リーグ（私が試合を通してみるのはリーガエスパニョーラ、プレミアリーグ、セリエＡはダイジェスト程度）であり、欧州カップ（CL、UEFAカップ）で、あとはワールドカップあたりでしょうか･･･？アジアカップは地上波放送のある国内クラブ以外は全く見れない環境ですので、全体のレベルが分かりません･･･。

もしかしたら基準が高いと言われるかもしれませんがワールドカップという”冠”をFIFAが付けるなら、少なくとも同レベルの試合を見せて欲しいと言うのが率直な意見です･･･。ですが実際には過去2大会を振り返ってもらえれば分かりますが、オセアニア代表は2大会連続アマチュアクラブが参加しています･･･。また欧州代表に関してもお世辞にも”本気”を感じとることが出来ませんでした･･･。（今年のACミランは例外でクラブとしてはシーズン開幕当初から優先順位がリーグより上と公言していますが、これも過去、獲得したことのない”世界”冠を獲るという意味合いが強く、来年以降は微妙･･･）。昨年のバルサもコンディションが全く整っておらずインテルナシオナルに完全に押さえ込まれていました･･･。もしクラブが本気なら今年のACミランのように調整してきたと思いますが彼らはそれらをしなかった･･･。まあ、そう考える気持ちは分かりますが･･･。

次に大会運営（放送含む）に関して･･･。
（※ここからは批判あるかもしれませんがご勘弁を･･･）

今年の浦和レッズは本当に苦しみの末勝ち取ったアジア代表出場枠･･･。これは本当に嬉しく思い感動を覚えました･･･。私自身が関西在住にも関わらずレッズ好きですし･･･笑。ですがこのアジア代表出場枠を獲得したことにより本来の”開催国枠”は消滅･･･。Matchプログラム見てもらえれば分かりますがセパハンはあくまでアジア第2枠代表であり開催国枠はありません･･･。収益主導により弊害以外の何ものでもなく異常です･･･。このような開催国枠消滅になる大会はあるんでしょうか･･･？そして枠を与えられるのは欧州（Liverpool）でもなくア南米（グレミオ）でもなくアジア準優勝のセパハン･･･。

これこそ私が「世界大会レベルではない」と感じてしまう要因です･･･。
大会を開催することにより収益を上げるという流れは、確かに存在しますが、ここまで酷くなると面白みに欠けてしまいます･･･。あと更に細かいこと言えば開催国なかった過去2大会の日本人選手（KAZU、岩本テル）の出場にも疑問･･･。どうもTVの見世物的、視聴率稼ぎの道具に使われたように感じる部分が私にとっては多々ありました･･･。特に私にとってKAZUは世代的に近いこともあり皆様が感じられるであろう、釜本邦茂、中田英寿、中村俊輔（他にも尊敬する選手いると思われますが書き切れないので･･･）以上の唯一無二の選手ですから･･･。ですから選手を軽視（していると感じる）する大会に”？”を付けたくなります･･･。（※昨年の岩本テル出場にも色々裏事情があったようですし･･･）

ちなみに来年までは日本開催が決定していますので”枠”はありますが、その後が心配･･･!!。もし開催国枠が他国に移った場合どうなるのか･･･？冠スポンサーであるTOYOTAはどうする？日本人選手をまた移籍させるのか？･･･といった疑問点が浮上します･･･。また2001年から数年続いた中止などにならなければいいのですが･･･。

早く問題点を解決した大会にしてほしいと思います…。そうでなければ本当の”クラブワールドカップ”じゃないと思うので…。

以上、だらだらと書きましたがここからは掲示板で受けたご指摘に関して･･･。

＜ご指摘＞
「選手一人一人この大会のために何年も練習してきて一生懸命プレーしているのにレベルが低いというのは失礼だと思います。」

＜ご返事＞
選手自身が培ってきた努力に対し私自身、理解しているつもりです･･･。これはWCCF関連で書き込みする際にも気をつけるようにしていることですが決して「使えない選手」等は書きません（実際にはプレー中動けよぉ～と思うことはありますが･･･汗）。それは実在する選手（引退した選手含む）がいるからであり、失礼だと思うからです･･･。

ですが、対象が大会や試合となれば話は変わってきます･･･。ある程度欧州の主要大会やワールドカップ、リーグ戦を観戦していると選手の努力うんぬんとは別次元の意見があります･･･。それが先にだらだら書いた内容（個人的意見）です･･･。

ですから選手自身を非難することはあまりしません（応援するバルサと対戦するTeamは非難しますよ、特にマドリーは天敵ですから･･･）が、大会にケチをつけることは今後もあるかもしれないということ･･･出来ればご理解いただきたいと思います･･･。

追記･･･
＜試合感想＞
エトワール・サヘル 1-0 パチューカ

ショートパス主体でボールポゼッション重視のパチューカとカウンター主体のエトワール・サヘル･･･。
気になったのはパス主体のパチューカのパス精度の悪さ･･･。コンディションが悪かったのかどうかは分かりませんが、ショートパスで相手選手にひっかかるケースが多かったように感じます･･･。

逆にエトワール・サヘルは予想通りといった展開でしょうか･･･？堅守からロングボールを前線に出す展開が多かったのですが、稀に繰り出す逆サイドへのパスなどには多少組織的ではあるのかな･･･？と感じました･･･。

ゴールシーンに関しては少しばかり不運だったようで自陣DFにあたりシュート軌道が変わったためゴール･･･。驚いたのはパチューカのラスト数分･･･。パワープレーといった攻撃オプションを出す事なく（なかったというのが実際のところでしょうか？）終わったことは少しばかり残念でした･･･。