2008/09/14 Sun 補強戦略。

マンチェスターCの選手補強論（高額移籍金での補強）についてベンゲル監督が非難してました。

ベンゲル監督は、「（サッカー界には）ルールが存在する。われわれはそれを守らなければならない」。また「選手がクラブと契約した次の日、彼がどこと契約したかも分からないようなことは憂慮すべき事態だ。これがよい傾向であるとは思えない。サッカーはスーパーマーケットではない。自由になる大金があれば何事も前向きに考えられることだろう。だが、サッカー界は、お金が適切に、かつ倫理に沿って使われるよう自制しなければならない」と仰ってます。

確かに選手とクラブの関係を円滑にするため、サッカー界の秩序を守るためベンゲル監督の意見は正論だと思いますし、私も同意見になります。

が、バルサ（リーガ）を応援するものとしてベンゲル監督が行っている選手補強戦略はいいのかというとまた別問題。彼の選手補強は俗に言う"青田買い"で成功しているのですが、往々にして"法の抜け道"を利用しての場合が数多く見られます。プロ契約の年齢規制（セスク、メリダの場合）にしてもそうですし労働ビザ取得に関する場合（エブエ）や不正融資疑惑（ベルギーのヴェベレン）の件に関して等・・・取り上げればかなりありますので・・・。

・・・言いたいこと。
「マンCもアーセナルも方法・手段は違えど同じ穴の狢」
かと・・・。それが彼（ベンゲル監督）の哲学といえば聞こえはいいですがやっている事はマンチェスターCと同様、強引な補強戦略に違いはありませんから・・・。

※ご注意・・・
今回の私的意見はベンゲル監督の補強戦略に関するものであり、彼の監督としての資質に関するものではありません。