2007/12/19 Wed 戦力外通告･･･。

低空飛行を続けているバレンシア･･･。
チャンピオンズリーグではグループリーグ4位で敗退、国内リーグでも8勝７敗１分の７位（セビージャも気になりますが）となっています･･･。
とまあ、こんな成績になっているのもひとつの要因として怪我人が多いということが挙げられると思うのですが･･･。

しかし、そんな状況にあるバレンシアの中でロナウド・クーマン監督及びソレール会長はアルベルダ、カニサレス、アングロに構想外の通達･･･。曰く”若返り”の意図があるようですが、バレンシアの黄金期を支えてきたこれらの選手をシーズン中盤で戦力外とすべきことが果たしてクラブに吉と出るかは不透明ではないかと思われます…。というか個人的には”？”というのが率直な感想･･･。

私がバレンシアにイメージするものって”堅守”なんですよね･･･。
その堅守をこれまで保つことが維持できたのは中盤でフィルター役を務めてきたアルベルダ（実際、これまで彼が怪我で離脱すると安定感が破綻というのがこれまでのバレンシアの実情）であり、最後尾からDFラインを鼓舞してきたカニサレスだと･･･。またアングロ（現在、故障中）に関してもデランテーロ、エストレーモをこなすユーティリティな選手であり、チームにとって決して不利益をこうむる選手ではないかと思うのですが･･･。

・冬の移籍市場に出すマイナス要因
1.怪我人多すぎるクラブ状況
2.象徴的選手放出による士気の低下
3.移籍金査定のマイナス
4.サポの反発

結局のところ低迷の理由を選手に押し付けているような･･･。普通に考えると監督交代が先だと思うのは私だけでしょうか？

そんなゴタゴタ続きの中、2ndポルテーロの立場であるヒルデブラントにドイツ復帰という話が浮上しています。有力な移籍先はヴォルフスブルクらしいですが、そんな事になればポルテーロいなくなりますよ･･･。というか守備崩壊は免れないでしょうし･･･。

うーん、ファンハール政権下のバルサを彷彿させる状況･･･。
一体どうなることやら･･･。

ん？！バルサが先の試合で完勝したのがまずかったのかな・・・？
ゴメン、アルベルダ・・・冬に行くところなかったらこっちに来てね･･･。