2009/11/11 Wed [独]代表正GK候補が他界

『ハノーファー在籍GKエンケが自殺』



2010年ワールドカップまで残り8ヶ月ほどとなり出場が決まった代表チ－ムの監督は眠れない日々が続いていると思いますが、ドイツ代表監督のレーブはこの正GK候補の自殺により更に苦しい日々が続くのでは・・・と勝手に想像。とにかくドイツサッカー界において衝撃的なものだったと容易に推測されます。

現地メディアが伝えたところによると警察はエンケが自宅郊外で電車に飛び込み投身自殺の可能性が高いと報道されているようですが、直接的な原因はもちろん彼自身しか分かりません(最近の彼は9月にカンピロバクター感染症＝俗にいう食中毒と診断され一時離脱、その後10月末より復帰)。が関係者、メディアによれば2年前の娘さんの病死(病名：先天性心臓疾患)が原因では・・・と伝えています。

しかし、それが本当なのか?と私自身は思ったりもするんですよ。
実はドイツのブンデスリーガーというのは試合観戦すること自体少なく(というかこれってこのブログ見られている方のほとんどが一緒かな?)、情報といえばCLの試合とかあとはちょこっと試合ダイジェスト(すぽるととかサッカー番組)で見る程度・・・。あとはテキストベ－スのWeb情報あたりかなーと思いますが、エンケのことは頭の片隅にありました。

というのもつい最近のWSD(No.301)のコラムで取上げられていたからで、その号のドイツコラムは代表正GKに関する内容のものでしたが、その中でジャーナリストであるL.シュルツェ氏は彼の最大の魅力をプロ意識の強さ、精神力の強さを取上げていました。これは愛娘の死から5日後にはピッチに立ち安定したプレーを披露したからだそうなのですが、この試合と前後してエンケはコメントも残しています。

「誰も運命に逆らえないものだ。重要な時に怪我をしたり、プライベートで不幸があったりしても、それを受け入れなければいけない。例えば、授かった子供が病気になり、死んでしまったとしてもね」

私が疑問に感じるのは実はこのコメントが物凄く印象に残っていたからですが、このような発言をする彼がどうして・・・とやはり思ってしまいます。が彼が他界したことは事実であり、その事実が覆されることはもはや出来ませんので・・・

「ご冥福をお祈りします」



＜追記＞
バルサにも在籍していたよなー。