×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
バルサの試合も既に観戦済みだったため、ぼけぇ~っと見ていたスポルトですが、日本代表ネタをいつもより長くやるようだったので急遽注視していたのですが・・・。現在4-3-3のフォーメ-ションで練習しているですねぇ~。そこで感じた事・・・。
「現状を考えると無理では・・・?」
いや、気持ちの部分ではバルサで見慣れているおかげで4-3-3好きです。当然、攻撃的な布陣ですから見ごたえありますからね。ですけど番組中取り上げられていた課題=”仕掛け”の部分、そしてカウンター相手と対峙した時の守備を考えた場合、あまりにもリスク高いなあ~と・・・。
まず前線の組み合わせ・・・。
トリデンテの最前線であるデランテーロは過去の実績を考えると高原でしょうか?他のメンバーと比べてみてもオールラウンダーのイメージですし。問題はエストレーモ・・・。ここが通常”仕掛け”の核となりますがチョイスするのが難しいんですよねぇ~。普通はクロッサーではなくスピードのあるアタッカー選びたいところ。本当なら左は松井を個人的には押したいところなんですよね。右はう~ん困った。押したい水野もクロッサーですからね。スピードそのまま維持で切り込めるようになってくれたら嬉しいのですが・・・。
次はアンカーですか?
怖いですねぇ~汗汗。練習を全く見てないので何とも言えませんが鈴木でしょうか?やはりカウンターが怖い。
・・・て書いていたのですが、さきほどスポニチ見たら”4-3-3白紙”でっすってぇ~!!。
おいお~い、せっかく書いたのに・・・汗。岡田監督ぅ~汗汗汗。
PR
AFC女子アジア杯…なでしこ日本はオーストラリアの高さに屈し、惜敗となりました…。男女共に負けてしまった格好になりますが、2007女子ワールドカップへの出場へはまだ次戦(実際にはその次も)に可能性がありますので是非頑張って欲しいと思います!!ガンバレなでしこ!!
さて、この女子アジア杯のもう一方の試合、中国VS北朝鮮で北朝鮮女子選手が審判に対し、蹴ったり小突いたりしたとの事…。男子ワールドカップ予選の時にも北朝鮮選手が審判を囲み暴挙に出た事がありましたが、女子の試合では異例の事です…呆。今回の暴挙で正GKは次戦に出場不可との事ですがAFCは28日に記者会見を開く模様…。一体この国はどんな教育を受けているのか?本当に恐いですね…汗汗汗。
さて、この女子アジア杯のもう一方の試合、中国VS北朝鮮で北朝鮮女子選手が審判に対し、蹴ったり小突いたりしたとの事…。男子ワールドカップ予選の時にも北朝鮮選手が審判を囲み暴挙に出た事がありましたが、女子の試合では異例の事です…呆。今回の暴挙で正GKは次戦に出場不可との事ですがAFCは28日に記者会見を開く模様…。一体この国はどんな教育を受けているのか?本当に恐いですね…汗汗汗。
ワールドカップがあり、中断されていたJリーグですが、再開!!
鹿島 2-4 川崎
大宮 2-1 磐田
千葉 1-2 G大阪
甲府 3-1 京都
新潟 2-1 浦和
清水 1-0 横浜FM
名古屋 2-3 広島
C大阪 0-0 大分
福岡 0-0 FC東京
怪我から復帰のレッズの田中達也、スペインから帰国したC大阪の大久保…と若干の話題はありましたが、正直これからのJリーグは新たな代表候補の発掘→選出的な部分に話題が集まるのではないかと思われます!!個人的にはあまり国内の試合を見ないので何とも言えませんがアジアにはオーストラリアという強豪が参戦してくるわけですから是非とも良い選手が出てくることを期待したいと思いますね♪
あっ!!東京Vの森本君(18)にセリエAに昇格するカターニアが移籍話を持ちかけておりラモス監督も「何年かして戻ってくるならば…」という条件付きでOKの許可も出しています…。カターニアというプロビンチャが日本人選手にオファーを出すという事は商業的な臭いがプンプンしてきますが、ここで実力(技術、精神力など)を磨く事は決して悪い話ではありません!!是非、海外に出て"セリアAに森本あり"を見せて欲しいですね♪そして代表でも活躍してほしいと思います…笑。頑張れ!!森本君!!!!!!!
将来の代表2トップ候補!!
鹿島 2-4 川崎
大宮 2-1 磐田
千葉 1-2 G大阪
甲府 3-1 京都
新潟 2-1 浦和
清水 1-0 横浜FM
名古屋 2-3 広島
C大阪 0-0 大分
福岡 0-0 FC東京
怪我から復帰のレッズの田中達也、スペインから帰国したC大阪の大久保…と若干の話題はありましたが、正直これからのJリーグは新たな代表候補の発掘→選出的な部分に話題が集まるのではないかと思われます!!個人的にはあまり国内の試合を見ないので何とも言えませんがアジアにはオーストラリアという強豪が参戦してくるわけですから是非とも良い選手が出てくることを期待したいと思いますね♪
あっ!!東京Vの森本君(18)にセリエAに昇格するカターニアが移籍話を持ちかけておりラモス監督も「何年かして戻ってくるならば…」という条件付きでOKの許可も出しています…。カターニアというプロビンチャが日本人選手にオファーを出すという事は商業的な臭いがプンプンしてきますが、ここで実力(技術、精神力など)を磨く事は決して悪い話ではありません!!是非、海外に出て"セリアAに森本あり"を見せて欲しいですね♪そして代表でも活躍してほしいと思います…笑。頑張れ!!森本君!!!!!!!
将来の代表2トップ候補!!
各方面から彼(中田英)の引退についてのコメントが寄せられていましたのでまとめました。
【国内】
■宮本恒靖
「もっとやってほしいが、本人の判断を尊重したい。彼の戦う姿は、一緒にプレーした選手の心に残っていくだろう。走り続けた人だから、ゆっくりしてもらいたい」
■三浦カズ
「自分の仕事場の欧州で開かれるW杯で実力を証明したかったのだと思う。4年前、あるいはそれ以前から今大会に懸けていたのだろう」
「本人が一番考え抜いて決めたのだから尊重しないといけない」
「選択肢は多い。気持ちと体をリフレッシュしてサッカーの世界で生きていってほしい」
■中山雅志
「日本代表の中でも厳しいことを言っていたが、ありがたい言葉だった。彼のプレーする姿勢や練習する姿勢の中から学ぶものも多くあった」
巻誠一郎
「個人的には練習に取り組む姿勢や人間性で影響を受けた。そこにいる空気だけで、学ばせてくれる人だった」
■オシム代表監督
「彼のように日本サッカー界に貢献した人はいない。何を決めようが正当な権利がある。サッカー界にとっては非常に残念なことだが」
■川淵三郎キャプテン
「全く予想だにしなかった」と驚きながら「ヒデらしい鮮やかな決断だ。今後も日本サッカーの発展に力を貸してくれるものと信じている」
■長沼健・最高顧問
「本当に大きな損失。4後も十二分にやれると思うけれど…。中田英を超える選手を育てることが、日本サッカー界に突きつけられたテーマ」
■鈴木昌(Jリーグチェアマン)
「まだ29歳。チャレンジ精神が旺盛だから、これからが楽しみ。サッカー界で仕事をしたいというのであれば、Jリーグの経営諮問委員会のメンバーになってもらいたい」
■反町康治・次期五輪代表監督
「何かを言うことはできない」
■小野剛・元日本代表コーチ
「まだまだ日本のサッカーを引っ張ってもらいたかった」
■村上龍(作家)
「日本人のプロサッカー選手として誰よりも成功し、誰よりも孤独だった。今回の日本代表でも、自らの経験とスキルを『どういうふうに言えば分かってもらえるのか分からない』と悲しそうな表情で言ったのが忘れられない」
■安倍晋三官房長官
「スポーツ選手にとって、いつ引退するかは大変難しい課題だと思う。(中田選手は)人生は旅だとおっしゃっているが、新しい旅がまたスタートするんだろうと思う。新しい人生でも多くの国民に夢を与えてほしい」
■麻生太郎外相
「自分なりに限界を悟るというのは分からないわけではない」
■杉浦正健法相
「惜しいと言えば惜しいが、彼が引っ張ってきたプロサッカーの世界が、彼がいなくなることで新しい展開を見せることを期待する」
■谷垣禎一財務相
「まだ20代だから、もっと活躍されると思っていたので、やや意外感がある」
■生島ヒロシ(キャスター)
「華のあるうちに辞めるのが彼の美学。今後、どのようなグローバルな活動を展開するのか興味深い」
■次原悦子(所属事務所社長)
「違うステージで日本代表として戦う日が来るでしょう。愛すべきサッカーを見つめた先には、彼なりの方法で恩返しをするに違いありません」
【海外】
■ジーコ前代表監督
「日本のサッカーにとって大きな損失。とても残念だ」
「今後の活動で成功するよう応援する」
■デルピエロ
「残念なことだ。まだ若いので、後悔するのではとも思う。考え直すように、電話で説得するよ」
■バローネ
「素晴らしい選手で、プロ意識が強かった。寂しいね」
■松井秀樹(ヤンキース)
「日本のサッカーの中心であり続けた。日本を高いレベルまで引き上げたという印象。理由は分からないけど、お疲れさまということ」
■フィオレンティーナ(公式HP)
「中田英寿選手は日本代表の中心選手として自3度目のW杯を戦った後、数々の成功と素晴らしい結果に満ちた選手としてのキャリアを終える。フィオレンティーナは中田選手の希望に応えることを決め、あと1間残っていた当クラブとの契約を彼と合意した上で解消する手続きを取った」
■アラダイス監督(ボルトン)
「彼はアジアと日本のサッカー界発展のきっかけとなった選手としてその名を残すだろう。彼のラストシーズンを共に出来たのは光栄だ」
■ジュニオール(日本代表情報収集役)
「彼の身体的能力からすれば、あと2年はいい状態でプレーできた。引退はとても残念」
【国内】
■宮本恒靖
「もっとやってほしいが、本人の判断を尊重したい。彼の戦う姿は、一緒にプレーした選手の心に残っていくだろう。走り続けた人だから、ゆっくりしてもらいたい」
■三浦カズ
「自分の仕事場の欧州で開かれるW杯で実力を証明したかったのだと思う。4年前、あるいはそれ以前から今大会に懸けていたのだろう」
「本人が一番考え抜いて決めたのだから尊重しないといけない」
「選択肢は多い。気持ちと体をリフレッシュしてサッカーの世界で生きていってほしい」
■中山雅志
「日本代表の中でも厳しいことを言っていたが、ありがたい言葉だった。彼のプレーする姿勢や練習する姿勢の中から学ぶものも多くあった」
巻誠一郎
「個人的には練習に取り組む姿勢や人間性で影響を受けた。そこにいる空気だけで、学ばせてくれる人だった」
■オシム代表監督
「彼のように日本サッカー界に貢献した人はいない。何を決めようが正当な権利がある。サッカー界にとっては非常に残念なことだが」
■川淵三郎キャプテン
「全く予想だにしなかった」と驚きながら「ヒデらしい鮮やかな決断だ。今後も日本サッカーの発展に力を貸してくれるものと信じている」
■長沼健・最高顧問
「本当に大きな損失。4後も十二分にやれると思うけれど…。中田英を超える選手を育てることが、日本サッカー界に突きつけられたテーマ」
■鈴木昌(Jリーグチェアマン)
「まだ29歳。チャレンジ精神が旺盛だから、これからが楽しみ。サッカー界で仕事をしたいというのであれば、Jリーグの経営諮問委員会のメンバーになってもらいたい」
■反町康治・次期五輪代表監督
「何かを言うことはできない」
■小野剛・元日本代表コーチ
「まだまだ日本のサッカーを引っ張ってもらいたかった」
■村上龍(作家)
「日本人のプロサッカー選手として誰よりも成功し、誰よりも孤独だった。今回の日本代表でも、自らの経験とスキルを『どういうふうに言えば分かってもらえるのか分からない』と悲しそうな表情で言ったのが忘れられない」
■安倍晋三官房長官
「スポーツ選手にとって、いつ引退するかは大変難しい課題だと思う。(中田選手は)人生は旅だとおっしゃっているが、新しい旅がまたスタートするんだろうと思う。新しい人生でも多くの国民に夢を与えてほしい」
■麻生太郎外相
「自分なりに限界を悟るというのは分からないわけではない」
■杉浦正健法相
「惜しいと言えば惜しいが、彼が引っ張ってきたプロサッカーの世界が、彼がいなくなることで新しい展開を見せることを期待する」
■谷垣禎一財務相
「まだ20代だから、もっと活躍されると思っていたので、やや意外感がある」
■生島ヒロシ(キャスター)
「華のあるうちに辞めるのが彼の美学。今後、どのようなグローバルな活動を展開するのか興味深い」
■次原悦子(所属事務所社長)
「違うステージで日本代表として戦う日が来るでしょう。愛すべきサッカーを見つめた先には、彼なりの方法で恩返しをするに違いありません」
【海外】
■ジーコ前代表監督
「日本のサッカーにとって大きな損失。とても残念だ」
「今後の活動で成功するよう応援する」
■デルピエロ
「残念なことだ。まだ若いので、後悔するのではとも思う。考え直すように、電話で説得するよ」
■バローネ
「素晴らしい選手で、プロ意識が強かった。寂しいね」
■松井秀樹(ヤンキース)
「日本のサッカーの中心であり続けた。日本を高いレベルまで引き上げたという印象。理由は分からないけど、お疲れさまということ」
■フィオレンティーナ(公式HP)
「中田英寿選手は日本代表の中心選手として自3度目のW杯を戦った後、数々の成功と素晴らしい結果に満ちた選手としてのキャリアを終える。フィオレンティーナは中田選手の希望に応えることを決め、あと1間残っていた当クラブとの契約を彼と合意した上で解消する手続きを取った」
■アラダイス監督(ボルトン)
「彼はアジアと日本のサッカー界発展のきっかけとなった選手としてその名を残すだろう。彼のラストシーズンを共に出来たのは光栄だ」
■ジュニオール(日本代表情報収集役)
「彼の身体的能力からすれば、あと2年はいい状態でプレーできた。引退はとても残念」
①に引退を決意した彼(中田英寿)の言葉をそのまま引用しました…。
日本→イタリア→イングランドとクラブを渡り歩いてきましたが、実際にはローマで最盛期は終了していたと感じる一方、日本代表では存在感を醸し出していました…。そう考えると、彼の引退は時期尚早だったのかも?と思います…。ですが、彼自身の過去のHP、またコメントを思い出すと"サッカーが人生の全てではない"と言っていた事からも、かなり早い段階で引退するのでは…と私自身は思っていましたね。とにかくお疲れ様!!と言いたいです…。
さて、中田英寿の引退でメディアは報道(速報もあったようですが…)されていましたが、彼以外にも引退している選手はいます。それも彼のように騒がれながら引退するのではなく、ひっそりと引退する選手も…。そう考えると、メディアにはもっとまわりの事も見て欲しい…そう思います!!一生懸命サッカーに取り組んでいた選手はたくさんいるんですから…
日本→イタリア→イングランドとクラブを渡り歩いてきましたが、実際にはローマで最盛期は終了していたと感じる一方、日本代表では存在感を醸し出していました…。そう考えると、彼の引退は時期尚早だったのかも?と思います…。ですが、彼自身の過去のHP、またコメントを思い出すと"サッカーが人生の全てではない"と言っていた事からも、かなり早い段階で引退するのでは…と私自身は思っていましたね。とにかくお疲れ様!!と言いたいです…。
さて、中田英寿の引退でメディアは報道(速報もあったようですが…)されていましたが、彼以外にも引退している選手はいます。それも彼のように騒がれながら引退するのではなく、ひっそりと引退する選手も…。そう考えると、メディアにはもっとまわりの事も見て欲しい…そう思います!!一生懸命サッカーに取り組んでいた選手はたくさんいるんですから…
◇中田英選手のホームページから
“人生とは旅であり、旅とは人生である”
2006・7・3
~1985年12月1日―2006年6月22日~
俺(おれ)が「サッカー」という旅に出てからおよそ20年の月日が経った。8歳の冬、寒空のもと山梨のとある小学校の校庭の片隅からその旅は始まった。
あの頃(ころ)はボールを蹴ることに夢中になり、必死でゴールを決めることだけを目指した。そして、ひたすらゲームを楽しんだ。サッカーボールは常に傍(かたわ)らにあった。
この旅がこんなに長くなるとは俺自身思いも寄らなかった。山梨の県選抜から関東選抜、U-15、U-17、ユース、そしてJリーグの一員へ。その後、自分のサッカー人生の大半を占める欧州へ渡った。
五輪代表、日本代表へも招聘(へい)され世界中のあらゆる場所でいくつものゲームを戦った。
サッカーはどんなときも俺の心の中心にあった。サッカーは本当に多くのものを授けてくれた。喜び、悲しみ、友、そして試練を与えてくれた。
もちろん平穏で楽しいことだけだったわけではない。それ故に、与えられたことすべてが俺にとって素晴らしい“経験”となり、“糧”となり、自分を成長させてくれた。
半年ほど前からこのドイツワールドカップを最後に約10年間過ごしたプロサッカー界から引退しようと決めていた。
何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない。今言えることは、プロサッカーという旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい。そう思ったからだった。
サッカーは世界で最大のスポーツ。それだけに、多くのファンがいて、また多くのジャーナリストがいる。選手は多くの期待や注目を集め、そして勝利の為(ため)の責任を負う。時には、自分には何でも出来ると錯覚するほどの賞賛を浴び、時には、自分の存在価値を全て否定させられるような批判に苛(さいな)まれる。
プロになって以来、「サッカー、好きですか?」と問われても「好きだよ」とは素直に言えない自分がいた。責任を負って戦うことの尊さに、大きな感動を覚えながらも子供のころに持っていたボールに対する瑞々(みずみず)しい感情は失われていった。
けれど、プロとして最後のゲームになった6月22日のブラジル戦の後、サッカーを愛して止まない自分が確かにいることが分かった。自分でも予想していなかったほどに、心の底からこみ上げてきた大きな感情。
それは、傷つけないようにと胸の奥に押し込めてきたサッカーへの思い。厚い壁を築くようにして守ってきた気持ちだった。
これまでは、周りのいろんな状況からそれを守る為、ある時はまるで感情が無いかのように無機的に、またある時には敢えて無愛想に振る舞った。しかし最後の最後、俺の心に存在した壁は崩れすべてが一気に溢(あふ)れ出した。
ブラジル戦の後、最後の芝生の感触を心に刻みつつ込み上げてきた気持ちを落ち着かせたのだが、最後にスタンドのサポーターへ挨拶(あいさつ)をした時、もう一度その感情が噴き上がってきた。
そして、思った。
どこの国のどんなスタジアムにもやってきて声を嗄(か)らし全身全霊で応援してくれたファン――。世界各国のどのピッチにいても聞こえてきた「NAKATA」の声援――。本当にみんながいたからこそ、10年もの長い旅を続けてこられたんだ、と……。
サッカーという旅のなかでも「日本代表」は、俺にとって特別な場所だった。
最後となるドイツでの戦いの中では、選手たち、スタッフ、そしてファンのみんなに「俺は一体何を伝えられることが出来るのだろうか」、それだけを考えてプレーしてきた。
俺は今大会、日本代表の可能性はかなり大きいものと感じていた。今の日本代表選手個人の技術レベルは本当に高く、その上スピードもある。ただひとつ残念だったのは、自分たちの実力を100%出す術(すべ)を知らなかったこと。それにどうにか気づいてもらおうと俺なりに4年間やってきた。時には励まし、時には怒鳴り、時には相手を怒らせてしまったこともあった。だが、メンバーには最後まで上手に伝えることは出来なかった。
ワールドカップがこのような結果に終わってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。俺がこれまでサッカーを通じてみんなに何を見せられたのか、何を感じさせられたのか、この大会の後にいろいろと考えた。正直、俺が少しでも何かを伝えることが出来たのか……ちょっと自信がなかった。
けれどみんなからのmail(メール)をすべて読んで、俺が伝えたかった何か、日本代表に必要だと思った何か、それをたくさんの人が理解してくれたんだと知った。それが分かった今、プロになってからの俺の“姿勢”は間違っていなかったと自信を持って言える。
何も伝えられないまま代表そしてサッカーから離れる、というのはとても辛いことだと感じていた。しかし、俺の気持ちを分かってくれている“みんな”がきっと次の代表、Jリーグ、そして日本サッカーの将来を支えてくれると信じている。
だから今、俺は、安心して旅立つことができる。
最後にこれだけは伝えたい。
これまで抱き続けてきた“誇り”は、これからも俺の人生の基盤になるだろうし、自信になると思う。でもこれは、みんなからの“声”があったからこそ守ることが出来たものだと思う。
みんなの声を胸に、誇りを失わずに生きていく。
そう思えればこそ、この先の新たな旅でどんな困難なことがあろうと乗り越えていけると信じられる。
新しい旅はこれから始まる。
今後、プロの選手としてピッチに立つことはないけれどサッカーをやめることは絶対にないだろう。旅先の路地で、草むらで、小さなグラウンドで、誰かと言葉を交わす代わりにボールを蹴るだろう。子供の頃の瑞々しい気持ちを持って――。
これまで一緒にプレーしてきたすべての選手、関わってきてくれたすべての人々、そして最後まで信じ応援し続けてきてくれたみんなに、心の底から一言を。
“ありがとう”
ひで
(ホームページから原文のまま)
“人生とは旅であり、旅とは人生である”
2006・7・3
~1985年12月1日―2006年6月22日~
俺(おれ)が「サッカー」という旅に出てからおよそ20年の月日が経った。8歳の冬、寒空のもと山梨のとある小学校の校庭の片隅からその旅は始まった。
あの頃(ころ)はボールを蹴ることに夢中になり、必死でゴールを決めることだけを目指した。そして、ひたすらゲームを楽しんだ。サッカーボールは常に傍(かたわ)らにあった。
この旅がこんなに長くなるとは俺自身思いも寄らなかった。山梨の県選抜から関東選抜、U-15、U-17、ユース、そしてJリーグの一員へ。その後、自分のサッカー人生の大半を占める欧州へ渡った。
五輪代表、日本代表へも招聘(へい)され世界中のあらゆる場所でいくつものゲームを戦った。
サッカーはどんなときも俺の心の中心にあった。サッカーは本当に多くのものを授けてくれた。喜び、悲しみ、友、そして試練を与えてくれた。
もちろん平穏で楽しいことだけだったわけではない。それ故に、与えられたことすべてが俺にとって素晴らしい“経験”となり、“糧”となり、自分を成長させてくれた。
半年ほど前からこのドイツワールドカップを最後に約10年間過ごしたプロサッカー界から引退しようと決めていた。
何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない。今言えることは、プロサッカーという旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい。そう思ったからだった。
サッカーは世界で最大のスポーツ。それだけに、多くのファンがいて、また多くのジャーナリストがいる。選手は多くの期待や注目を集め、そして勝利の為(ため)の責任を負う。時には、自分には何でも出来ると錯覚するほどの賞賛を浴び、時には、自分の存在価値を全て否定させられるような批判に苛(さいな)まれる。
プロになって以来、「サッカー、好きですか?」と問われても「好きだよ」とは素直に言えない自分がいた。責任を負って戦うことの尊さに、大きな感動を覚えながらも子供のころに持っていたボールに対する瑞々(みずみず)しい感情は失われていった。
けれど、プロとして最後のゲームになった6月22日のブラジル戦の後、サッカーを愛して止まない自分が確かにいることが分かった。自分でも予想していなかったほどに、心の底からこみ上げてきた大きな感情。
それは、傷つけないようにと胸の奥に押し込めてきたサッカーへの思い。厚い壁を築くようにして守ってきた気持ちだった。
これまでは、周りのいろんな状況からそれを守る為、ある時はまるで感情が無いかのように無機的に、またある時には敢えて無愛想に振る舞った。しかし最後の最後、俺の心に存在した壁は崩れすべてが一気に溢(あふ)れ出した。
ブラジル戦の後、最後の芝生の感触を心に刻みつつ込み上げてきた気持ちを落ち着かせたのだが、最後にスタンドのサポーターへ挨拶(あいさつ)をした時、もう一度その感情が噴き上がってきた。
そして、思った。
どこの国のどんなスタジアムにもやってきて声を嗄(か)らし全身全霊で応援してくれたファン――。世界各国のどのピッチにいても聞こえてきた「NAKATA」の声援――。本当にみんながいたからこそ、10年もの長い旅を続けてこられたんだ、と……。
サッカーという旅のなかでも「日本代表」は、俺にとって特別な場所だった。
最後となるドイツでの戦いの中では、選手たち、スタッフ、そしてファンのみんなに「俺は一体何を伝えられることが出来るのだろうか」、それだけを考えてプレーしてきた。
俺は今大会、日本代表の可能性はかなり大きいものと感じていた。今の日本代表選手個人の技術レベルは本当に高く、その上スピードもある。ただひとつ残念だったのは、自分たちの実力を100%出す術(すべ)を知らなかったこと。それにどうにか気づいてもらおうと俺なりに4年間やってきた。時には励まし、時には怒鳴り、時には相手を怒らせてしまったこともあった。だが、メンバーには最後まで上手に伝えることは出来なかった。
ワールドカップがこのような結果に終わってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。俺がこれまでサッカーを通じてみんなに何を見せられたのか、何を感じさせられたのか、この大会の後にいろいろと考えた。正直、俺が少しでも何かを伝えることが出来たのか……ちょっと自信がなかった。
けれどみんなからのmail(メール)をすべて読んで、俺が伝えたかった何か、日本代表に必要だと思った何か、それをたくさんの人が理解してくれたんだと知った。それが分かった今、プロになってからの俺の“姿勢”は間違っていなかったと自信を持って言える。
何も伝えられないまま代表そしてサッカーから離れる、というのはとても辛いことだと感じていた。しかし、俺の気持ちを分かってくれている“みんな”がきっと次の代表、Jリーグ、そして日本サッカーの将来を支えてくれると信じている。
だから今、俺は、安心して旅立つことができる。
最後にこれだけは伝えたい。
これまで抱き続けてきた“誇り”は、これからも俺の人生の基盤になるだろうし、自信になると思う。でもこれは、みんなからの“声”があったからこそ守ることが出来たものだと思う。
みんなの声を胸に、誇りを失わずに生きていく。
そう思えればこそ、この先の新たな旅でどんな困難なことがあろうと乗り越えていけると信じられる。
新しい旅はこれから始まる。
今後、プロの選手としてピッチに立つことはないけれどサッカーをやめることは絶対にないだろう。旅先の路地で、草むらで、小さなグラウンドで、誰かと言葉を交わす代わりにボールを蹴るだろう。子供の頃の瑞々しい気持ちを持って――。
これまで一緒にプレーしてきたすべての選手、関わってきてくれたすべての人々、そして最後まで信じ応援し続けてきてくれたみんなに、心の底から一言を。
“ありがとう”
ひで
(ホームページから原文のまま)
ジーコ(元)日本代表監督が退任されたと言う事で気になるのが通訳の鈴木国弘氏の去就…。トルシエ元代表監督の相棒(通訳)のフローラン・ダバディ氏はフジ系列の番組で結構見かけますが、鈴木氏の場合はこれといった珍事なかったですからねー。あと申し訳ないですが華もないので…。まあ、ジャンクスポーツあたりに出演するかなーと少し期待!!ジーコの甲高い声の本音を聞きたいもんです…笑。
さて、全く話は変わりますが、W杯の試合が行われているスタジアムの"空気"を売ろうとしている中国人が現れたそうです!!その値段なんと約720円!!(50元)だそうで…。過去、日本でも"芝"が売られた事はありますが、空気ですよ!!?さすがに中国当局のお世話になると思いますが、ここまでくるとね…呆。
さて、全く話は変わりますが、W杯の試合が行われているスタジアムの"空気"を売ろうとしている中国人が現れたそうです!!その値段なんと約720円!!(50元)だそうで…。過去、日本でも"芝"が売られた事はありますが、空気ですよ!!?さすがに中国当局のお世話になると思いますが、ここまでくるとね…呆。
【採点表】
1(非常によい)-6(非常に悪い)
※0.5単位で11段階評価。監督と30分以上プレーした選手のみ採点
■日本
川口能活(3)
加地亮(4.5)
坪井慶介(5)
中澤佑二(5)
三都主アレサンドロ(4)
稲本潤一(4)
中田英寿(5)
中村俊輔(5)
小笠原満男(4)
巻誠一郎(4)
玉田圭司(4)
中田浩二(4)
ジーコ監督(4)
■ブラジル
ジダ(3)
シシーニョ(3)
ルシオ(3.5)
ファン(2)
ジウベルト(2.5)
ジウベルト・シルバ(2)
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(2.5)
カカ(3.5)
ロナウジーニョ(2)
ロナウド(1)
ロビーニョ(3)
パレイラ監督(2.5)
■関連サイト
kicker online
1(非常によい)-6(非常に悪い)
※0.5単位で11段階評価。監督と30分以上プレーした選手のみ採点
■日本
川口能活(3)
加地亮(4.5)
坪井慶介(5)
中澤佑二(5)
三都主アレサンドロ(4)
稲本潤一(4)
中田英寿(5)
中村俊輔(5)
小笠原満男(4)
巻誠一郎(4)
玉田圭司(4)
中田浩二(4)
ジーコ監督(4)
■ブラジル
ジダ(3)
シシーニョ(3)
ルシオ(3.5)
ファン(2)
ジウベルト(2.5)
ジウベルト・シルバ(2)
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(2.5)
カカ(3.5)
ロナウジーニョ(2)
ロナウド(1)
ロビーニョ(3)
パレイラ監督(2.5)
■関連サイト
kicker online
« NEW |
管理人のBOOKMARK | |
Barca | FCバルセロナ |
Barca | BlauGrana |
Barca | Leo Messi-BLOG |
Barca | Puyol-HP |
Barca | Iniesta-HP |
WCCF | WCCF IC09-10 |
WCCF | 渋谷系猫風呂具 |
GAME | 電撃ACG |
GAME | GAME JAPAN |
GAME | ARCADIA |
雑誌 | WS DIGEST |
雑誌 | WS KING |
情報 | Goal.com |
情報 | Sports Navi |
情報 | livedoor Sports |
情報 | FootballWeekly |
新聞 | 日刊スポーツ |
新聞 | サンケイスポーツ |
新聞 | デイリースポーツ |
新聞 | スポニチ |
新聞 | SPORT.es |
新聞 | MundoDeportivo.es |
新聞 | MARCA.com |
コラム | Number web |
コラム | World Soccer Plus |
コラム | 金子達仁 |
コラム | 西部謙司 |
コラム | 戸塚啓 |
コラム | 山内雄司 |
コラム | セルジオ越後 |
コラム | 原博実 |
コラム | 川淵三郎 |
Blog | 小澤一郎 |
Blog | 岩本義弘 |
携帯端末へURLを送る